台風後の片付け
わが農園では台風19号による施設の被害はほとんど無かったものの、
関東各地の被害の様子を見て、改めて自然の驚異を感じた。
特に、大規模施設栽培のビニールハウスが冠水しているのを見ると、
いかに農業というものが不安定な業界か認識させられる。
台風対策にかけた遮光ネットも大半は飛ばされずに済んだ。
ただし、ズッキーニ畝のネットは剥がされて、一部の枝が千切れていた。
ズッキーニの収量は期待できなくなってしまった。
その他の畝も所々、苗が吹き飛んでおり、遮光ネットでは防ぎきれない強風が
吹いた事がうかがえた。
先月の台風には耐えた南瓜も、今回は結構な被害を受けていた。
株元の葉の損傷が激しく、どこまで回復できるかが心配である。
最悪の状況でなくてホッとする一方で、被害を受けた野菜を見て憂鬱な気持ちになる。
台風後は、そんな微妙な心境になります。