千葉市の有機農園ベジカンの作業日記

いよいよネギ畝立て

有機栽培をする上での難点の1つに「畝間の雑草対策」があります。

 

マルチと呼ばれる黒色のシートを敷いてしまえば野菜の株元の雑草はほとんど抑えることが出来ますが、シートを敷かない畝間はどうしても雑草に覆われがちに…。

特に梅雨時期の雑草の成長速度は凄まじく、真面目に対応してたら毎日草取りをしなければいけなくなってしまいます。

 

一般的な春播きのネギ栽培ですと、3,4月に種をまいて5月になったら定植していきますが、この方法だと6月の除草の手間が凄いことになってしまいます。

雨続きでしばらく畑に入れない日が続いたりしようものなら、取り返しのつかないほどに雑草が成長している、なんて事に…。

 

そこで少しでも除草の手間を減らすために、当農園ではネギの定植は6月に入ってから行っています。当然、育苗期間が長くなるのでその間に肥料切れをおこさない様に注意しなければいけませんが、そこさえ押さえれば除草の回数を大分減らす事が出来ます。

 

そんな訳で、本日はいよいよ始まるネギ用に溝切を行いました。

f:id:vegecom:20210607221353j:plain

 

ネギ予定地の隣では、南瓜が順調に生育しています。

f:id:vegecom:20210607221514j:plain