千葉市の有機農園ベジカンの作業日記

さつまいも収穫とキュアリング

ベジカンでは「紅東」「シルクスイート」と今年は「安納芋」を加えて、3品種のサツマイモを育てています。

 

サツマイモは長期間保存しておいた方が美味しくなるのですが、昨年は保存中にダメになってしまった芋もあった為、今年は「キュアリング処理」を行うことにしました。

 

「キュアリング処理」とは、サツマイモを温度30度、湿度90%以上の条件に100時間程度置いておく事で、これによって収穫時についた傷が自然治癒(キュア)され、長期保存しやすくする工程です。

 

この時期でもハウス内は30度以上になるので、湿度を保つためビニールを被せてハウス内に4日間置いておく。途中、温度計を見ると昼間は35度前後といい感じになっています。

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取り出してみると、確かに表面の傷がコルク状に修復されていました。この後は小屋の中で保管されて出荷を待ちます。


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